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柏木 泰幸
フリーソフトにもかかわらず多数のフィルタ機能を備えている。 自分で定義したフィルタを入れることも出来る。フィルタの効果をいろいろ試してみるのに良い。
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「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」76 フィルタ PictBear     
* 発行者サイト  http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html 
* 問い合わせ   tsunokjp@yahoo.co.jp                       
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今日は、グラフィックソフトの中に含まれているフィルタ機能のお話
しです。

1. フィルタを多数備えたドローソフトPictBearの説明
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ソフトをダウンロード出来るページへのリンクは次のページ、

http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/MailMag/76PictBear.html

に行ってください。著作者は、柏木泰幸さんです。

このソフトは、アニメーションを作る時に一枚の絵を構成する何枚かの
部分部分の絵を作り、それを重ね合わせて一枚の絵を作るといった時に
使うと便利なソフトで、レイヤーと呼ばれる機能が充実したソフトと聞
いています。

しかしながら、この「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」は、絵では
なく、写真の処理に関するお話ですので、レイヤー機能については触れ
ず、と言いますか、私はその機能について、他の人たちに説明が出来る
ほど詳しくないので省略させていただいて、もうひとつの充実した機能
であるフィルターについてだけお話します。

PictBearは、かなり強力なソフトで、いろいろな機能を持っています。
「ファイル」のメニューには、ファイルの読み込み、保存のほかに、ス
キャナからの取り込みの機能もあります。

領域を選択して切り取る機能があります。これは、ずっと前に第5号で
お話した、Dibas

http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Softwares/Dibas.html

のお得意の機能でした。ほぼ同じことがPictBearでも出来ます。四角い
領域を選択すること、マウスで周囲をなぞって領域を選択する方法、自
動で領域を選択させる方法の3種類があります。PictBearの素晴らしい
ところは、この選択を自動で行わせるときの色の指定が出来ることと、
選択した後の領域に関し、スムーズな線になるようにするとか、境界を
ぼかすとかの処理がいろいろ用意されていることです。

ただ、マウスでなぞって領域選択する場合に、連続的に描いてしまわな
いといけないのでやりにくい面もあります。マウスでクリックしながら
折れ線で確定していく方が楽だと思うのですが、これは慣れかもしれま
せん。それと、選択した後で、間違った部分などを細かく修正できると
良いのですが、自動的にあれこれやる機能はあるのですが、間違い修正
機能はないようです。

いずれにしても、自由に領域を選択できるソフトは少ないので、PictBear
もその意味で重要なソフトです。

「イメージ」メニューには、サイズ変更や、色の調整機能があります。
写真の周りに余白をつけることも出来ます。

次のメニューが「レイヤー」ですが、これは難しくて私には説明できま
せん。その隣が「フィルタ」になっています。

プレブィット法というのが最初にありますが、輪郭検出のひとつのよう
です。特に素晴らしい方法のようには思えませんでした。「ぼかし」に
は、強、弱の選択肢がついています。シャープも程度が変えられます。
エッジ検出には、プレウィット法のほかに、ラプラシアンがあります。

「特殊効果」にはたくさんの機能があります。「エンボス」はかなりう
まく感じが出ますね。「ぶれ」と言うのは手振れを起こした写真みたい
にする効果ですね。ぼかしと何が違うのだと思われるかもしれませんが、
ぼかしは等方的ですが、ぶれには方向性があるのだろうと思います。た
だ、PictBearには、ぶれの方向を選ぶ機能はないようです。

モザイクは、写真の一部の領域を良くわからないようにする効果ですね。
言い忘れましたが、フィルタは、選択された領域内だけにかかります。
選択がされていなければ写真全体に適用されます。

「立体枠」と言うのは、写真に厚みがあるように周辺を折り曲げたよう
にします。「ブロック」と言うのは、写真を長四角で区切って、レンガ
模様に写真を貼り付けたような雰囲気にします。レンガのつみ方を半分
ずらすとも出来ますし、一つのロックをひとつのピクセルにして大まか
な模様にすることも出来ます。

「キュービズム」と言うのは、ブロックと似ていますが、長四角と限定
せずに、いろいろの形の領域が入り混じって、現代絵画みたいな雰囲気
に写真を変えてくれます。タイルサイズとキュービズムと言うのを変え
られます。サイズの選択は良いですが、キュービズムと言うのを変えて
しまうと、わけのわからない写真になってしまいますので要注意です。

次の「マスク」には実にたくさんの物が用意されています。「色反転」、
「縦ガラス」、「横ガラス」、「XOR処理」と言うのはなんだかわかりま
せん、明るさがより明るくなるところと、逆に暗くなるところがあるよ
うです。「Winマスク」と言うのは、波ガラスを通してみたような感じに
なります。「正順メコマスク」は、タイル張りみたいですね。「逆順メ
コマスク」と言うのもあります。「FLマスク」、「Q0マスク」、「CPマ
スク」といろいろのマスクが用意されています。

今思い出したのですが、このようなマスクは可逆性がありまして、マス
クをかけた状態で画像を保存し、これを再びロードして、同じ位置に同
じマスクをかけると、今までかけられていたマスクが外れて元に戻りま
す。CPマスク」と言うのは、パスワードが設定できるようになっている
マスクで、いわば、アダルト写真などで、マスクをかけた状態で写真を
公開し、ダウンロードした人は、あらかじめ知らされていたパスワード
を使ってそのマスクを解除するなどと言う応用が考えられます。

この、可逆性のマスクについての詳しい説明は、第37回で説明しました、
gMaskと言うソフトに書かれていますので、可逆マスクに興味を持たれた
方は、そちらを参照してください。

http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Softwares/Gmask.html

以上ご説明してきた機能は、PictBearのほんの一面の機能です。本来の
ソフトの目的からずれた応用に焦点を当てた解説になってしまったこと
をソフトウェアの作者の方にお詫びします。

2. ドロー系ソフトに含まれるフィルタ機能
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絵を描くためのソフトは、写真処理のソフトと同じくらいたくさん
あります。ここでは、写真処理の出来るフリーソフトだけを集めて
いますので、お絵かきソフト、ドロー(Draw)系ソフト、グラフィッ
クソフトとも言います、は集めていません。しかし、絵を描くとき
に、写真を下絵にしてその上をなぞって絵にしていくとか、絵の背
景に写真を使うとか、写真を取り込んでそれを処理することの出来
るドロー系のソフトはたくさんあります。このような、写真を処理
する機能を備えたグラフィックソフトウェアを集めたのが次のURL
です。

http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Draw.html

今まで、第49回でPixia, 61回でFudeBoardFと言うソフトをご紹介し
ました。まだまだ沢山あります。特にドロー系のソフトは大作が多
いので、ソフトの使い方を覚えるのに苦労します。

3. 終わりに

今日は、アニメーションを描くために使われるドロー系のソフトに含
まれる写真に対するフィルタのいろいろをご説明しました。また、領
域選択、切り出しにも便利なソフトでした。

来週は、静止画像を何枚か繋げてアニメーションを作成するソフトを
ご紹介します。

では来週までごきげんよう。

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* フリーソフトで楽しむデジカメ写真  第76号                 
* 発行者 Hulatt   問い合わせtsunokjp@yahoo.co.jp            
* 発行者サイト  http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html
* 登録および解除 http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/MailMag.html  
* まぐまぐ 3742  Macky 285  めろんぱん 350  
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