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「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」第61回 FudeBoardF
* 発行者サイト http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html
* 問い合わせ tsunokjp@yahoo.co.jp
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先日の新聞に顔パスの話しが出ていました。個人の認証に関して今は
まだパスワードが主流ですが、生体認証が研究され、いろいろな方法、
例えば指紋とか、虹彩、静脈のパターンとか、が実用化されようとし
ていることは前にもお話しました。いろいろの生体認証中で、顔画像
というのは精度も低く、顔の向きがずれたり、髪やめがねとか登録し
た時点に対する、その時々の変化が大きいものですが、それでも人気
がある理由が説明されていました。それは、抵抗感が少ないことなん
だそうですね。顔は、いつも人前にさらしています。これに比べて、
指紋をとられるなんていうのは嫌ですよね。
顔の認証というのは、もちろん画像処理技術なわけです。新聞にも(日
経4月25日サイエンスのページ)、どのように認識が行われるのかが図
で説明されていました。マンションなどの鍵代わりに使うという場合
について説明されていました。正面を向いた写真を撮り、画像の中から
顔の位置を検出します。髪の毛は入れないようです。この位置検出には、
いろいろな方法があるそうですが、目と口の位置が逆三角形にあること
が利用されたりするそうです。では、目や口はどのようにして見つける
かというと、細長い形であることや、肌の色に比べて暗く見えることが
利用されるそうです。三角形が決まると、大体の顔の輪郭を写真の中か
ら切り出すことが出来るかもしれません。しかし、多分、顔に対する位
置関係は、年齢によって移動するので、この位置関係から年齢を推定す
るソフトがあったように思いますので、一律にやるとずれるような気も
しますが。
他にも、まず目を探すという方法もあるそうです。目は黒い丸で、周囲
に白い部分がありますから見つけやすいようです。ただ、いずれも、日
本人だけを対象にしたソフトのように感じられますね。こういうソフト
には、学習機能というのも入れられて、人の顔でないものをいろいろ入
れてみたりして、違いを覚えさせて、学習を積んで生かせるようです。
ロボットなどでも、だんだん賢くなるロボットに人気が集まっています
よね。
顔が検出できたら、次が個人個人の特徴についての調査です。目や口の
形などを切り出して、それを保存してあるデータと照合するようなこと
が行われます。静止画像ではなく、動画を使う場合もあります。
画像処理技術は、社会のいろいろなところでますます重要になっていま
す。趣味の写真も画像のソフトを利用していろいろできるようになって
来ました。フリーソフトをこうしてご紹介したり、利用したりすること
は、そうした画像処理を使ったシステムの開発をしておられる皆さんや
それを目指しておられる人たち、昔そうしたお仕事をされていて今は引
退された方、そうしたフリーソフトの製作者の皆さんを応援することで
もあると思っています。
今日のメルマガ相互紹介はまた英語のめるまがです。実を言うと、英語
のメルマガの読者の方で、このフリーソフトの紹介メルマガを取ってく
ださる方は少ないのですが、ここでは、英語のフリーソフトもご紹介し
ていますので、英語はごめんという方が少なくなるように英語のメルマ
ガを紹介するわけです。多分、日本語のソフトに対して英語のソフトは
10倍の量が出回っていると思います。ただ、ひとりでには見つからない
だけです。
1. グラフィックスソフトウェアと画像処理機能
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グラフィックスのための膨大なソフトウェアがあります。絵を描くため
のソフトです。これらのソフトの中には、写真の処理が出来るものがあ
ります。その目的は、グラフィックの背景に使う、主としてポスターな
どの文字を扱うことが主なソフトでも、背景とか、ポスターの一部に写
真を入れるなどの機能があります。もうひとつは、絵を描くにあたって、
写真を下絵として使って、写真の上をなぞるようにして絵を描くために
写真を使う場合もあります。
このメールマガジンは、写真処理のフリーソフトをご紹介することが目
的ですので、グラフィックのフリーソフトに関しては、このような写真
処理の出来るソフトについて、しかも写真処理の部分についてだけご紹
介します。といいますのも、一般的に、グラフィック関係のフリーソフ
トは、ソフトの機能が充実しているものが多く、それを使いこなすのは
かなりの練習が必要なように思われます。絵を描く機能をマスターする
には一週間のうちの空いた時間だけでは無理のように思われます。
グラフィックソフトに含まれる写真の処理機能もかなり充実しているも
のが多くあります。グラフィック機能が主だから写真処理機能はちょっ
とした程度だろうなんて思うと大間違いです。画像処理専門のフリーソ
フトと比べて、同じ程度か、かえって充実しているくらいです。ただ、
グラフィック関係の機能とごちゃごちゃに入っていますので、フィルタ
機能などがどこにあるのが、見つけるのが大変なことが欠点と言えば言
えるでしょう。
2. グラフィックソフトFudeBoardF20のフィルタ機能の説明
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いつものように使用例とソフトのダウンロードは、次のURLから行って
ください。
http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Softwares/Fudebf20.html
作者 は松本政和さんです。
Fudebf20のショートカットをクリックしますと2つのウィンドウが開き
ます。ひとつは大きなウィンドウでこれから絵を描くためのキャンバ
スです。もうひとつがコントロールウィンドウで、絵を描くために必
要ないろいろないろいろな機能が詰まっています。
まず注意が必要なのは、うっかりとキャンバス上でマウスをドラッグ
してしまいますと、その跡がついてしまいます。つまり、あなたはす
でに筆を持っているというわけです。
コントロール画面上にはいろいろなアイコンが並んでいますが、その
上にマウスを移動しますと、それぞれのアイコンが受け持つ機能が表
示されます。左上から、「新規作成」、「BMP保存」、「JPEG保存」..
という具合です。
ここでは、絵の書き方の説明はいたしません。私はその方面は不案内
ですので。写真の処理機能を探すことにします。2列目の左側に、「
JPG,BMPを開く」というボタンがあります。これをクリックしますと、
注意書きが出ます。OKを押すと、おなじみの「開く」ウィンドウが表
示されます。何か写真を選んで画面に表示させます。
コントロール画面のかなり下のほうを見ていきますと、「テキスト入
力」用のAというアイコンがあります。この下に、絵の書いてあるア
イコンがあります。マウスを持っていくと、「フィルタ」とでます。
これが、今日の主題です。このボタン以降には沢山の画像処理機能が
詰まっています。画像処理専門のソフトの機能に比べて遜色がありま
せん。
まずは「フィルタ」から。これをクリックしますと、「白黒」、セピ
ア」、「ネガポジ」、「ソフト」、「エッジ」、「にじみ」、「モザ
イク」といった処理と、色の調整、明るさの調整が出来ます。それぞ
れの処理は、処理をかける範囲をマウスで選ぶことが出来るようにな
っています。ここでも注意して欲しいのは、何も指示しないでマウス
をドラックすると、線が引かれてしまうことです。あなたの持ってい
るマウスは、筆の役割をしているのです。このソフトは「筆ボード」
という名前です。
次のボタンは「ぼかし」です。これは、ノイズを取るための平均化処
理と同じだと思います。クリックしていくとぼかしの度合いが深くな
ります。全体の処理に共通していますが、Ctrlキーで元に戻ります。
次は、「3D風描画」というのですが、処理をする写真によるのだと思
いますが、効果はいまいちです。どんな写真だと良いのかわかりませ
ん。あと、色の調整、明るく、暗くのボタンがあります。全体に濃く
したり薄くしたりのボタンもあります。範囲を指定してその部分だけ
を明るくしたり、暗くしたりも出来ます。
「コピー」機能は、画面の一部を選択し、その部分をまずコピーしま
す。次にこれを画面上の別のところに移動して張り付けることが出来
ます。つまり、同じ模様をいくつも作るのに便利ですね。先ほどコピ
ーしておいた画像の範囲は、クリップボードにコピーされていますか
ら、後で「貼り付け」ボタンで好きなところに貼り付けることが出来
ます。
「写真加工プリセットエフェクト」というボタンがあります。これを
選ぶと、「鉛筆」、「絵画」、「筆画」、「RE」、「解除」、「切絵」、
「版画」、「GPEN」、「RF」という項目が表示されます。これらの機
能だけで独立したソフトウェアが沢山あり、前にいくつも紹介しまし
たね。写真の絵画風変換処理です。
「鉛筆」画への変換はうまくいきます。惚れ惚れするくらいですね。「
絵画」風はちょっとどきつい絵になります。それぞれの処理でその都度
説明文が表示されて面白いというか、安心できますね。「筆画」処理は、
減色をしているのでしょうか。これも私がやってみた写真ではいまいち
でした。「RF」というのはランダムエフェクトという意味だそうです。
これは面白いですね。ボアーとしたような画像に変わり、これが次第に
はっきりとしてきます。いろいろ変化しますので、気に入ったところで
シフトキーを押して止めます。「解除」キーで元に戻ります。「切り絵」
処理は、輪郭を強調するのでしょうか。今ちょっとでしたね。「版画」
処理は、エンボス処理なのでしょうか。結構見れる絵になります。
「GPEN」というのは、クロッキー処理というのをまずやって、その後に
Gペン処理をやるそうです。説明文が出ますから、いろいろ賢くなります。
途中で、クロッキーイラストの状態です。という表示が出ます。ここで
とめてもよいわけです。鉛筆画といいますか、エンボスといいますか、
それらのソフトなバージョンみたいで、私は好きな絵ですね。さらにGペ
ン処理に進みます。ペン画という赴きなのですね。これもしゃれている
かもしれません。「RF」はランダムフィルタです。これは、いろいろな
モザイクや、縦線、横線、斜め線、しかもそれらの色が次々変わったり、
それらの線の間隔も変化します。モザイクも四角や丸などいろいろ出て
きます。途中で止めて好きなところで使うわけです。
画像の移動キーというのがあります。画面の中で写真の位置を移動でき
ます。「閉囲色塗」というのは、画面の中の同じ色の領域を選んで、特
定の色で塗りつぶします。「GC」というのは、画像のトレース、貼り付
けです。別の写真を画面の好きなところに貼り付けることが出来ます。
方眼紙といって、画面上に縦線、横線を好きな幅で書き込むことが出来
ます。立体枠、額縁、立体額等を画像の周囲に作ることが出来ます。「
合成」というのは、別の画像を半透明にして今ある画像に重ね合わせま
す。「解除」で消えます。「重画」というのは、白い背景部分だけに別
の画像を貼り付けます。現在の画像のバックに入れる別の画像ですね。
「回転移動拡縮」は、左クリックで画像の位置をウィンドウ内で移動、
右クリックで回転、両方の同時クリックで、拡大縮小が出来ます。この
時、縦横比も変えられますから、面白い写真になります。「○+」キーは、
ルーペ表示といって、マウスのいる付近を別ウィンドウに拡大表示しま
す。
以上のように非常に沢山の機能を備えた楽しいソフトです。いろいろや
っているうちに時間の経つのを忘れてしまいます。
3. メルマガ相互紹介
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4. 終わりに
今日は、グラフィック、お絵かきソフトに付属のフィルタ機能について
お話しました。
来週は、類似画像の検索ソフトについてお話します。
では来週までごきげんよう。
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* フリーソフトで楽しむデジカメ写真 第61号
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