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「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」第58回 Knten簡単点画
* 発行者サイト http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html
* 問い合わせ tsunokjp@yahoo.co.jp
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写真を処理するフリーソフトの紹介をしていますと、当たり前のこと
ですが、処理をやってみるための写真が必要です。いつも同じ写真ば
かり使ってあれこれやるわけにも行きませんし、それぞれの処理には
その処理の効果が出やすい写真というのもあります。
先日、2度にわたって関越高速道路を行き来しました。3月の末には遠
くのまだ真っ白に雪をかぶった山並みと、近くのまだ裸の枝の木々を
載せた山とのコントラストが晴天の空の下素晴らしいパノラマでした。
4月の第一週の週末は、一転して曇り空から雨でした。山並みはかすん
でいましたが、道路脇はいっせいに桜が満開でした。高速道路の脇に
こんなにも桜が植えられていたということに驚きました。
でも、山も桜も道路から見る景色が最も素晴らしく、休憩所からの景色
はそれほど魅力的ではありませんでした。というわけで、カメラのメモ
リーには何も入らずじまいでした。桜は、毎日通っている通勤路の脇で
撮っただけでした。
さて、今日は最後にメルマガ相互紹介があります。今日も英語のお勉強
メルマガです。先日、アメリカ人の奥様の声による英会話練習メルマガ
をご紹介しました。ホームページはこのアドレスです。
http://zettai.biz/index.htm
ここから、メルマガへも登録できます。きょうご紹介するのは、英文読
解のメルマガです。ホームページは、
http://www5e.biglobe.ne.jp/~eibunpou/
著者の説明は最後に載せています。読む、書く、聞く、話すのうちどれ
が大事ですかという質問に、ここずっと、会話の重要性が強調されすぎ
てきたといいますか、読み書きだけでは何の役にも立たないといった風
潮があったのではないかと思っています。
会話は、必要になると出来るようになります。でも、読み書きは勉強し
ないといつまでも出来ません。
1. 絵画風画像への変換フリーソフト
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きょうご紹介するのは、写真をアートに変換するソフトのひとつです。
絵心の無い人でも、写真を絵画風に変換するソフトのおかげで、絵を造
ることができるようになりました。練習をつんで、工夫を凝らせば、い
ろいろな絵を作り出せます。次のURLにそれらのソフトをまとめてありま
す。
http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Variation.html
このメルマガでも、第15回、第18回、第26回で絵画風に変換するソフトを
ご紹介してきました。これらは学問的には、ノンフォトリアリスティック
レンダリングと呼ばれ、ここ数年盛んに研究が行われているのだそうです。
まず、ある色を決めます。絵の具のある色を筆に含ませることを想像して
ください。次に、写真上のある長方形の領域を切り取ります。この領域の
中に今決めた色があるかどうかを調べます。これで白黒の差分画像を作り
ます。この濃さに応じて、色を塗りますが、その時、筆として使うブラシ
のパターンというのをいくつか用意しておきます。細い筆や、太いもの、
かすれたり、いろいろ特徴があるわけです。そうした特徴を加えた塗り方
をするわけです。
しかも、長方形の大きさも、最初は大きく、次第に小さくしていきます。
途中で止めれば大雑把な絵になるし、いつまでも描いていれば細かいタッ
チになるという具合です。
先に、長方形領域の色を決めることを話しましたが、ここで、ちょっと癖
を入れてやることが出来るわけです。どちらかというと明るい色を好むと
か、青を沢山使うとかです。そういう偏りを入れてやれば、だれそれ風の
画風を持った絵とかにすることが出来るわけで、前に紹介したフリーソフ
トの中にはたしか画風の選択が出来るものがありました。
きょうご紹介するのはこうした絵の具の絵画風ではなく、白黒の点の集ま
りとして写真を表現する手法です。
2. 黒い点を用いて画像を表現するフリーソフトKnten簡単点画の説明
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いつものように使用例とソフトのダウンロードは、次のURLから行って
ください。
http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Softwares/Knten.html
作者 は増田隆さんです。
メニューの「ファイル」-->「開く」を実行しますと、Windowsおなじみ
の開く画面が出てきますが、便利なのは右端に選んだファルイのサム
ネイル画像が表示されることです。これはいつも思うことですが、大
変便利で、この機能のないソフトから「開く」を実行する時には、別
にサムネイルイメージのリストを表示できるソフトを立ち上げておいて
(Windows XPの場合はエクスプローラでよいですね)使う画像をあらかじ
め決めておかなければなりません。
画像を開きますと、直ちにモノクロの点画像、新聞写真みたいなもので
すね、これが現れます。メニューの下の段にアイコンによる選択が出来
るようになっていますが、ここに2と4の数字があります。これが2の場
合は、2値化画像といって、白と黒の2色で表現された絵になります。4
を選ぶと、この間に明るい灰色と暗い灰色が加わった4色で表現されま
す。2色と4色では断然4色にしたほうがはっきりした写真になります。
これで終わりです。後は保存です。保存はビットマップで行われます。
また、クリップボードへのコピーも出来ます。クリップボードを介して
別のソフトで変換画像を受け取れば他の形式で保存することも出来ます。
別のソフトで、点画にした画像を表示してみてどんどん拡大してみてく
ださい。4角の点々が見えてきます。真っ白の点と真っ黒の点、あるいは
中間色の灰色の点が見えてきます。
このような変換は実は、プリンターで写真をプリントアウトする時に自
動的に行われているのですね。プリンターでは一つ一つの点がもっと細
かくて見えないだけなのですね。というのは、紙の上にインクで写真を
表現する場合、中間の濃さというのは無いのですね。インクがついてい
るかついていないか、それだけなのです。細かく区切った領域の沢山の
点にインクがつけば黒に近くなりますし、少ししかついていなければ白
に近い灰色に見えるわけです。
このソフトのヘルプを見てみますと、参考文献というところに「ディザ
による擬似階調表現」という本と、「誤差分散法による擬似階調表現」
という本が挙げられています。プリンターには、高速印刷というのと高
画質印刷というのを選べるようになっていますよね。高速印刷に使われ
るのがディザ法で、高画質印刷が誤差拡散法を使っています。
誤差拡散法というのは、256階調のデータを2値化するために、ある点に
ついてインクをつけるかつけないかを決めるときに、そこの画素データ
と、あらかじめ決められた閾値とを比較して決めます。この時、両者の
差分、これを誤差と呼びますが、これを周辺の画素に分配します。例え
ば、誤差の7/16を右の画素に、1/16を右下の画素にという風に拡散させ
るのです。これを全体の画素について繰り返し実行して階調を表現して
いくわけです。
これに対してディザ法というのは、ディサ行列と呼ばれる、例えば4x4の
一定の閾値の行列を用意して、入力データと比較します。入力データが
閾値より大きければインクをつけます。行列が小さいと不連続になった
り問題が起こりますが、128x128といった大きな行列を使うと解決します。
しかし、それでは高速印刷という観点で問題がありますから、いっそ誤
差拡散法を早めに切り上げる方法にする場合もあるようです。
今日はプリンターのテクニックのお話になってしまいました。
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4. 終わりに
今日は、写真を白黒または、白黒と灰色の点で表現する点画への変換
ソフトについてご紹介しました。
来週は、写真をつなげて幅の広いパノラマを作成するソフトをご紹介
します。
では来週までごきげんよう。
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* フリーソフトで楽しむデジカメ写真 第58号
* 発行者 Hulatt 問い合わせtsunokjp@yahoo.co.jp
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