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「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」第42回 Z絵本
* 発行者 Hulatt                                             
* 発行者サイト  http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html 
* 問い合わせ   tsunokjp@yahoo.co.jp                       
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国際画像機器展と言う展示会に行って来ました。パシフィコ横浜で12
月3日から5日の間に開かれました。機器展ですから、ハードウェアの
展示会ですが、画像処理のソフトウェアもいろいろついているわけで
す。ただ、民生用ではなく、工業用のものばかりですから、買って行
って家庭で楽しもうといったようなものはありません。例えば、デジ
タルカメラで展示しているものと言えば、監視カメラですね。あるい
は顕微鏡用カメラ、冷却CCDカメラと言った具合です。大きな会場にぎ
っしりと沢山の展示が詰まっているのですが、一つ一つのこまは小さ
いものが多く、小人数の会社がアイデアあふれる商品を展示している
場合が多いのです。展示会と言うと、大きな会社が大きなスペースを
占めて、洒落た配置でモデルさんなんかも大勢いてと言うのを想像さ
れるかもしれませんが、この展示会の場合は、2m位の幅の一こまに、
ぎっしり商品を並べて、二人位で説明をしているケースが多いのです。

面白かった展示としては、画像の検出器の中に画像処理機能を組みこ
んでしまって、素早い形状認識をさせようと言う試みが進んでいたこ
とでした。自動車の自動走行とか、ロボットの目とか、カメラが捉え
た画像を解析して判断をしなければならないケースは沢山あるわけで
す。こうしたときに、CCDカメラで画像を取りこんで、それからノイ
ズの削除をして、シャープネス処理をして、輪郭を強調して、物の形
をつかんでとやっていますと、時間がかかりすぎます。そこで、画像
データとして収集された時点で処理が済んでいるということが求めら
れているわけです。その方法として、半導体で光を検出したそのすぐ
後処理回路を設けた例もありましたが、人間の目が実際に行っている
動作を解析して、それに倣った処理をさせる試みもありました。人間
の目では、最初に鋭いノイズのようなものを削除し、それからゆっく
りとした変化する大体の形を認識し、両者の差を取ることによって物
の形を判断しているのだそうです。これをアナログ回路で実現して検
出器のすぐ後に接続することで、取り込んだ画像は既に輪郭データに
なっていると言うのです。

人の3次元データの収集法などもずいぶん進んできました。顔や、体の
全体のデータをコンピュータに取りこんでしまって、コンピュータの
中でそれを自在に動かして、実際には出演していない映画を作るなと
どいう話がありますが、それだけではなく、そうした3次元データは、
めがねフレームを作るとか、洋服や靴などを作る人たちには有益なデ
ータを提供します。こういった技術の進歩を半年毎に確認していける
ことはこの展示会の面白いところです。多分、来年の6月頃にまた開か
れるでしょう。興味ある方は注目していてください。パシフィコ横浜
です。

1. アルバムのフリーソフト
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さて、今日の話題はアルバムです。写真の整理法として、沢山ある写
真の中から気に入った写真を集めて別のフォルダを作ってその中に写
真を収め、説明文なども付け加えて、さらに、写真が表示される画面
にも工夫を凝らして、例えば、本をめくっていくような感じで次の写
真が見えてくると言った趣向を凝らしたものをアルバムといいます。
この場合、配布と言うことも重要な要素になってきます。自分で見る
だけではなく、お友達などにこのアルバムを贈ってあげるため、配布
用データを作るという機能が求められます。

こうした目的があるため、アルバムは、他の画像鑑賞・表示用ソフト
や、画像整理ソフトと区別されます。ただ、沢山あるフリーソフトの
中には、これら3種の中間的な性格のものもあります。そこで、画像フ
ァイルのコピーを作って独自のフォルダを作るソフトをアルバムと呼
ぶことにしました。

ただ、今日ご紹介したいと思っているソフトは、単なるアルバムでは
ありません。今日のは、本当の目的は絵本を作成するソフトとして作
られたソフトです。絵本と言っても、紙芝居風なのですが、デジタル
技術の粋を尽くしたといいますか、いろいろ感心するテクニックが使
われています。

どうしてアルバムとして紹介するかと言いますと、絵は、ここでの主
題ではありませんし、絵本と言うと基本的には、絵を描くことが必要
なわけです。このメルマガは、残念ながら絵心を持たない、したがっ
て絵は描けないけど写真くらいなら撮れると言う人を対象にしている
わけです。写真を絵画風にアレンジするソフトなどもいろいろ紹介し
ています。

今日御紹介するソフトも、絵の代わりに写真も使えるようになってい
ますから、写真を使って、絵本ならぬ写真集作りをしてみましょうと
言うことです。


2. 絵本製作・鑑賞のフリーソフト Z絵本の説明
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いつものように使用例とソフトのダウンロードは、次のURLから行って
ください。ここからベクターのページあるいは作者 長谷川 浩一さん
のページにリンクされています。

http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Softwares/ZEhon.html

Z絵本をスタートしますと絵本リストというウィンドウが出てきます。
そこにはあらかじめ「おにぎり@三角(ルビ版)」と言うエグザ
ンプルが入っています。「読む」と言うボタンをクリックしますと、
「つづきから読む」と「始めから読む」と言うボタンが出てきますか
ら、始めから読んで見ましょう。

最初真っ黒い画面が出てきます。やがて、上が白で下がピンクのグラ
デーションのかかった画面に変わり、先ほどの表題が現れます。やが
ておにぎりの絵が出て、右側にゆっくりと文字が出てきます。「私は
おにぎり......」文字は、順番に出てきますから、その流れにしたが
ってゆっくり進んでいきます。バックグラウンドミュージックも流れ
ます。指差しマークのついたボタンを押すと、次の画面に移ります。
次のページの表示が終わると、指差しマークが出てきます。

絵も突然出てくるのではなく、次第にコントラストがついてくるよう
なで方をします。文字だけのページもあります。文字も、いったん出
て、消える場合もあります。絵も次の絵が前の絵に重なって薄く表れ、
次第に前の絵と置き換わったりする場合もあります。

一つのページのなかでも絵や文字が変化するように設定できるわけで
す。次の段落に行くときに指差しマークを押すわけです。例として出
てくる絵本を見ただけで、自分もこんなのが作れたらどんなによいか
と思わずにはいられません。

でも、デジカメ写真と関係ないじゃないかとおっしゃるかもしれませ
んが、絵の代わりに写真を使えば良いのです。そう、写真集です。物
語性を加えた写真集、解説を書き入れた写真集です。旅行の写真を整
理するときなどに便利なソフトだと思いませんか。

そう思っていただいたのなら、まずは、最初のウィンドウに戻って編
集と言うボタンをを押してみましょう。これは、先ほど見た「おにぎ
り....」という絵本の編集ページになります。「Z絵本エディタ」と言
う名前がついています。最初から新しく作るのは大変ですから、まず
は、編集モードを使って絵を写真に、文字を自分の文字に入れ替えて
見ましょう。

グラデーションや、文字が現れたり消えたり、絵が次第に次の絵に置
き換わるところなどはそのまま使わせてもらいます。このやり方です
と、物語の展開に制約はありますが、何とか自分用の写真集を作るこ
とが出来ます。私もその手で一個作ってみました。名前をつけて保存
と言うので保存すれば、今見たおにぎりの絵本を失うことはありませ
んから何でもやってみてください。失敗しても消せば良いのです。

背景画像と言うのに写真を貼ることが出来るわけです。ここには、写
真や絵をフォルダから読みこむ機能がありますし、特定の色で塗りつ
ぶす機能もあります。

文字は、このエディタ上の白い部分に書き込みます。次に「テキスト
設定」と言うボタンを押すと、「テキスト詳細設定」という新しいウ
ィンドウが立ちあがります。ここに、さっき読みこんだ写真が背景画
像として既に入りこんでいます。文字を縦に書くか、横書きにするか、
影をつけるか、光らせるか、フォントのサイズはとか細かく設定しま
す。次に、文字の表示速度の設定があります。

文字の表示場所は「テキスト詳細設定」のウィンドウで、表示されて
いるテキストをクリックしてドラッグすれば好きなところに移動でき
ます。

次に「特殊効果の設定」や「サウンドの設定」があります。背景画像の
表示画面をクリックすると、「Z絵本グラフィックエディタ」と言うウ
ィンドウが立ちあがります。このウィンドウに絵を描きます。このソ
フトは、紙芝居の絵みたいなのを描くソフトですから、グラフィック
ソフトほどには充実したドロー機能はありません。詳細な絵を表示し
たい場合は、別のソフトで描いた絵を貼り付ければよいでしょう。た
だ、幻想的な画面を作るには適しているような気がします。

一度、編集で、絵を写真に、そして文字を入れ替えただけで、一つ完
成してみてください。いろいろな特殊効果の設定をやっていますと時
間がかかりますし、最初からやっても、高級なことが出来ません。ま
ずは、作者がやって見せたテクニックを其のままいただきで作ってみ
ます。案外簡単に自分の写真集が出来あがります。ついつい、物語風
になります。絵心のない人でも、文才のない人でも大丈夫です。写真
を入れて、誰かにその写真の説明をするときのことを思い浮かべて、
浮かんだ言葉を打ちこめば良いのです。そして、ページを進めて、次
の写真を入れて、文字を打ちこんで。

出来あがった写真集を保存して、読んでみましょう。なかなか味のあ
る表示の仕方で次々に画面が変わります。ピリオドの設定によって、
自動的に画面が変わるか、指差しマークをクリックして次の画面に行
くかをあらかじめ指定しているのです。

仕事の関係で、マイクロソフトのパワーポイントを使ってブレゼンテ
ーションを良くやられている方は思ったことでしょう。これはすごい
と。このソフトでプレゼンテーションを作ればインパクトがあると。

さて、次は「新規作成」に挑戦です。特に説明書きを見なくても、適
当にいじっていると新しい機能が見つかります。このお正月休みを利
用していろいろ挑戦してみてください。

せっかく作った写真集を配布する機能も付いています。自己解凍書庫
でプレーヤー付きの配布機能があります。絵本リストの左下に「メニ
ュー」と言うボタンがあります。これを押すと、「配布ファイルの作
成」と言うウィンドウが現れます。「Z絵本」のソフトをインストール
していない人に見てもらうためにはプレーヤー添付と言うのを選んで
配布リストを作成します。JPEGの画質を選択することが出来ます。フ
ァイルが大きくなりすぎては困る場合は、圧縮率を大きくして、小さ
なファイルにします。

自己解凍つきの圧縮ファイルが出来ます。これをダブルクリックする
とフォルダが出来てそこにDataというフォルダと、Z_EhonP.exeと言
うソフトが出来ます。このソフトをダブルクリックすると、読み出し
専用のソフトが立ちあがって、写真集を見ることが出来ます。

3. 終わりに

今日は、「Z絵本」と言う素晴らしいソフトをご紹介しました。

来週は、ユニークな壁紙作成ソフトウェアをご紹介します。写真を其
のまま壁紙に設定するのは、多くのソフトで可能ですが、そこに一工
夫あるのが、壁紙製作専用のフリーソフトです。

では来週までごきげんよう。

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* フリーソフトで楽しむデジカメ写真  第42号                 
* 発行者 Hulatt   問い合わせtsunokjp@yahoo.co.jp            
* 発行者サイト  http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html  
* まぐまぐ 2749  Macky 280  めろんぱん 308  Pubzin 104
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