*************************************************************
*「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」第28号 ImageFilter
* 発行者 Hulatt
* 発行者サイト http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html
* 問い合わせ tsunokjp@yahoo.co.jp
*************************************************************
先週、フリーソフトには「背景ぼかし」フィルタが見つからないと書
いてしまったのですが、今日ご紹介するImageFilterでは、「写真ふう
ぼかし」と言う名前で人物像などのしっかりピントを合わせた部分に
対してその周辺の風景などを切り出してぼかす機能が含まれています。
フリーソフトも奥が深いですね。
今日は、すこし「フリーソフト」の「フリー」について考えてみます。こ
の言葉は、私のメルマガのタイトルにもなっていまして、重要なキーワ
ードです。最近、この言葉についてその意味をたしなめるような記事を
幾つか見かけました。その趣旨は、フリーは「ただ」を意味するのでは
ないと言うのです。ただでさえあれば「フリーソフト」と言えるかと言
うとそうではなくて、もっとたくさんの条件があると言うのです。
その条件には何段階もあって、最も厳しいものからかなりルーズな設定
のものもあるそうです。最も厳しい条件を課したものの代表が有名なOS
のソフトであるリナックスだそうです。このソフトはもちろんただです
が、それだけではなく、「著作権の放棄」、「ソースコードの公開」等
も行われているそうですし、またそのソフトを使った人に対しても条件
が科され、利用者が付け加えた部分の報告、もちろんそのソースコード
を含んだ公開などが科されるそうです。さらに、他人のソフトをダウン
ロードしたものを自由に配布することも出来ます。これは、著作権を放
棄したことの結果と言えるかと思います。
さて、私達が日ごろ使っている「フリーソフト」について考えてみますと、
リナックス風の扱いをしているソフトは、「フリーソフト」ではなく、
「フリーウェア」と書いておられるケースもあるようです。たいていは、
著作権は著者に残り、ただ、免責の規定はしっかりと書かれている事が多
いですね。また、引用したり、再配布したりの場合に連絡が必要だったり
ですね。
ただ、ここで扱っているようなソフトは大概ベクターからダウンロード出来
るようになっていますが、ベクターはリンク自由を謳っていますので、著者
が事前の承認などを要求している場合でも著者のサイトを引用するのではな
しにベクターのページを引用すれば問題ないわけです。この辺のところを著
者の人たちも良く理解して、ベクターに載せるからにはリンク自由と言うよ
うに割り切られた方がよいような気がします。
今日は最後に交換メルマガ紹介の第4弾があります。エクセルの使い方の説明
です。マイクロソフトのソフトに付きましては、私はワードとか、パワーポイ
ントは良く使いますが、エクセルはどうも苦手で、敬遠していました。でも、
エクセルの好きな人は、画像の整理にもエクセルを使うのですよ。メールの添
付ファイルにエクセルのファイルがついてきたのでなんだろうと思って開けて
みると画像だったりと言うこともありました。今日ご紹介するメルマガではど
んなテクニックが紹介されるのでしょうか。
1. 画像処理用フィルタソフト
さて、今日お話するのは、画像の質を改良する目的の「フィルタ」について
です。フィルタには、画質の向上の他に、画像の加工といいまして、いろい
ろに変形するためのフィルタもあります。例えば、鉛筆画風にするとか、顔
が誰のものかわからないようにマスクをするとかの処理です。一般論は今日
は省略して本題のImageFilterソフトの説明に移ったほうが良いでしょう。そ
れほど、このソフトには沢山のフィルタが掲載されており、ImageFilterの説
明をすることは即ち、この分野の全貌を語ることにもなるからです。
2. 画像処理用フィルタのフリーソフト ImageFilterの説明
------------------------------------------------------
いつものように使用例とソフトのダウンロードは、次のURLから行ってくだ
さい。ここからベクターのページあるいは作者 庭師芝達氏のページにリンク
されています。
http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Softwares/ImageFilter.html
まず、驚くほど沢山のフィルタがあることに戸惑われることと思います。全部
試してみることも出来ませんので、受け売りの話にならざるを得ませんが、ど
んなフィルタが用意されているのか見てみましょう。
まずは、明るさや色の補正です。輝度(明るさ)とコントラストを表すヒストグ
ラムが表示されます。そして、明るさやコントラストの変化はトーンカーブを
用いて行います。0から255までの直線が現れますから、その直線のあるところ
をマウスでつかんであげたり下げたりしますと、像の明るさが変化します。色
々やってみて好ましいところを選びます。色の選択については、色鮮やかにす
るか、薄くしてモノクロに近い像にして、色の濃いところだけ色を残すような
方法もあります。これは、「色相・彩度・輝度」という調整になります。トー
ンカーブと言うのはいじり出すと止められなくなるほど面白いですね。
第2のフィルタは、像をシャープにする処理とぼかす処理です。シャープにする
ほうは、アンシャープとシャープと言う2種類があります。ぼかすほうは、写真
風ぼかしとガウスぼかしです。違いが良く分かりませんが、色々やってみてハハ
ンと思うようなときがあるかもしれません。これらの処理を行うときに、領域の
設定が出来るようになっています。設定した領域の内側か外側かと言う選択もあ
るようです。この機能を使って、例の「背景ぼかし」を行うわけです。ただ、自
動的に領域を選択する機能はないようです。
次のデジカメフィルタと言うのは、前に第12回でDcEnhanceと言うソフトを紹介し
ましたが、どんなデジカメをどのような条件で使用したかと言う情報がExif情報
として画像ファイルに記録されていますから、これを参考にして補正を行います。
DcEnhanceの時は自動的に補正がかかりましたが、ImageFilterの場合は、一度設
定しておくと、同じカメラで撮った場合には同じ補正がかかるようになっている
ようです。例えば、「ひずみ補正」と言うものもあり、直線に写るべきものが湾
曲して写ってしまうカメラのレンズの収差の影響などを一度修正しておけば後で
別な像のときに同じ補正がかかるように出来るようです。
「イメージフィルタ」と言う分類になっている項目は、普通のツールバーでは「
編集」と言う項目に分類されているような、拡大・縮小や、回転等の機能があり
ますが、ImageFilter独特の機能としては、水平線あるいは垂直線と言うのを選ん
でおいて、画面上で水平になるべき線をマウスで引いてやります。右クリックを
しますと、回転するべき角度が例えば、0.76°とか表示されます。スキャナで読み
こんだ画像などは、特に製本された分厚いものから読みこませると曲がってしま
いますから、任意角度の回転機能は重要です。他のソフトでは、1度が最低の回転
角と言うのが圧倒的ですが、これでは曲がりが十分補正できません。中には0.1°
までの補正が出来るソフトもあり、ほぼ完璧に出来ますが、何度もやりなおしし
なければなりません。その点、このソフトですと、一度でうまくいくわけです。
コメントを画像の中ではなく余白を作って入れる機能があります。画像の中に直接
コメントを入れられるソフトは多くありますが、余白を作って入れるのは印刷の場
合などに便利かもしれません。説明文を入れるためにわざわざワードやパワーポイ
ントに貼りつける必要がなくなります。
「特殊フィルタ」と言う項目があります。これは、「画像加工」と言う分類でお話
しているときに紹介しています。特殊効果ですね。歪曲させたり、霧がかかったよ
うな像とか、浮き上がって見えるように、あるいは光の当たる方向をつけるとか、
ImageFilterでは、色々なフィルタの集大成になっていますから、この種のフィル
タも組みこまれているわけです。
次にトリミングと言う機能があります。これは、フィルタをかける領域を選択する
もので、背景ぼかしのところで説明しました。この他に、特殊な応用として、「CD
ラベル印刷」と言う機能があります。これは、CDRやCDR/Wなどにファイルをコピー
した後で、そのCDに絵やタイトルの入った画像を印刷したものを貼りつけようとし
だ場合に、円形の領域にやはり円形の穴のあいたリング上の領域に限って印刷され
るようにする機能です。
この他にも沢山のフィルタがあって楽しめるソフトです。
3. 交換メルマガ紹介
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
著書『 Excel2000計算式表現事典 』によって、多くの読者から「 エクセルを
『日本一』わかりやすく教える 」と絶賛された、チョ〜有名サイト[ Excelフ
ァンクラブ ]のエクセルバカ [キ〜ポン] が、遂にメルマガを出しました〜!
『無料で教える!エクセル (^-^;; 講座』初心者ばかりでなく、中級者そして
エクセルはもう卒業!って思ってるアナタ!まだまだ知らないことが沢山あり
ますよ!申込は→ http://www.keep-on.com/excelyou/melmaga/melmaga.htm
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
4. 終わりに
来週は、動画のソフトをご紹介しましょう。デジカメでも動画の撮れるものが
たくさんあります。静止画を沢山集めて、動画のファイルとしてまとめてしま
うソフトもあります。14回に紹介したモーフィングのソフトなども2枚の静止画
からその中間画像を動画ファイルとして作りました。ですから、映画のファイル
を持ってないやと言う方も動画を楽しむことが出来ますから期待してください。
では来週までごきげんよう。
**********************************************************
*フリーソフトで楽しむデジカメ写真 第28号
* 発行者 Hulatt 問い合わせtsunokjp@yahoo.co.jp
* 発行者サイト http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html
* まぐまぐ 2980 http://www.mag2.com/m/0000106478.htm
* Macky! 167
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=hulatt
* めろんぱん 285
http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=004259
* pubzine 111 http://www.pubzine.com/detail.asp?id=22193
* を利用して発行しています。解除もここから出来ます。
************************************************************
タイトルページに戻る