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「フリーソフトで楽しむデジカメ写真」第150回 画像処理
発行者サイト http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/index.html
問い合わせ tsunokjp@yahoo.co.jp
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今日は久々に本格的なソフトの紹介が出来ます。紹介している
ソフトはすべてフリーソフトてすから値段は付いていないのですが、
もしつけるとすれば8000円とかいった値段ですね。今まで何回かの
ソフトの場合、値段が1000円とか500円とかだとしてですね。
今日のソフトは、写楽という名前なのですが、一枚の写真を加工す
るためのいろいろな処理が詰まっています。いわゆる画像処理のい
ろいろなテクニックです。一つ一つの処理について、その程度を変
えて試してみることが出来ます。次は、透明度を変化させることが
出来ます。一枚の写真をただ透明にしても薄くなるだけですが、背
景を作っておけば、それとの合成でいろいろな効果を作り出すこと
が出来ます。
もう少し高級な処理としてレイヤーというのがあります。レイヤー
というのは層という意味ですね。写真が何枚も層になって積み重な
っているというイメージです。でも写楽の場合、何枚もの写真を重
ね合わせていくのではなく、写真は一枚で、そのほかのレイヤーは、
透明なセロファンの上に文字や線を書いたり、色で塗りつぶしたり
して、それらを何枚ももともとの写真の上に重ね合わせていくとい
った処理ができるようになっているようです。
レイヤーという方法は、多くの場合、お絵描きソフトといわれてい
るグラフィックソフトに用いられていました。お絵描きソフトの多
くは、写真の読み込めるようになっていましたので、このメルマガ
でもお絵描きソフトの中の画像処理部分のご紹介を何度かしてきま
した。でも、写楽の場合、どちらかというと、画像処理が中心のソ
フトで、お絵かきの機能もあるといった感じがしました。
写真の処理のできるソフトを分類してみますと、
1. 像の修正と言いますか、手振れの補正とか、暗くて見えないと
ころを見えるようにする処理のように、もともとあるものを正しく
見えるように戻す処理があります。これを画像の回復と言います。
2. 画像の加工といって、輪郭の線を書き加えるとか、色を変える
とか、外側をぼかすとかの処理を加えて、画像を強調したり、ある
目的のための説明として使う場合。
3. 新しい絵の創造と言いますか、創作のための素材として写真を
その一部に使用する。
といった流れになるように思われます。上から、画像処理ソフト、
画像加工ソフト、お絵描きソフトになるかと思います。
写楽は、どこに重点を置いたソフトといえるでしょうか。今日は、
画像処理フィルタのソフトとしてご紹介しています。
1.画像処理フィルタSharakuのダウンロード
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使用例と、ダウンロード出来るサイトへのリンクは
http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/MailMag/150Sharaku.html
から入ってください。著作者は 松永 智則さんです。ダウンロード
ファイルはSharaku1102.zipというzipファイルですから、解凍ソフ
トの上にドラッグアンドドロップして下さい。解凍するとSHARAKU.exe
という実行ファイルが生成されますので、このショートカットを作
ってデスクトップに貼り付けましょう。
2. いろいろな画像処理フィルタを使えるSharakuの紹介
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Sharaku.exeのアイコンをダブルクリックしますと、スクリーンいっぱい
にSharakuのウィンドウが張り付きます。上の方にはメニュー、右側にツ
ールウィンドウとレイヤーウィンドウというのが出ていますから、写真
の上に絵や線などを描いたり、写真の合成も出来るのでしょう。
さて、いつものようにファイル-->開くで写真を読み込んで見ましょう。
ファイルのメニューには特に面白そうな点はありません。編集メニュー
に行って見ましょう。塗りつぶしという処理があります。これをやって
みますと、読み込んだ写真が真っ黒になってしまいました。
しかしあわてないで、塗りつぶしというウィンドウが出ていますのでこ
れを調べてみましょう。まず、一番下に透明度というのがあります。初
期設定では、これが100%になっています。三角印を動かして透明度を50%
位にまで下げてみましょう。そうすると先ほど読み込んだ写真が現れて
きます。次に一番上の内容というところを見てみましょう。描画色、背
景色、黒、50%グレー、白、グラデーションと選択肢がありますので、
全部試して見ましょう。半透明の写真に指定の色付けがされて、幻想的
な写真になります。
グラデーションというのにして見ましょう。右上が黄色で、左下が赤、
右下が青っぽくなり、途中はそれぞれが混じった色になります。透明度
が50%ですから、この色の変化と写真とが半々で重なっているわけです。
次に合成というところを見てみますと、初期設定では通常合成というの
になっていますが、これをクリックしてみますと、乗算、スクリーン、
オーバーレイ、焼きこみ、覆い焼き等沢山の合成法が示されます。写真
処理の懐かしい言葉が多く出てきます。
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次のメニュー、イメージを見てみましょう。色調補正、複製、画像解像
度、画像サイズ、(切り抜き)、トリミング、画像回転、ヒストグラムと
あります。
まずは、色調補正から見てみましょう。ここには沢山の処理が並んでい
ます。レベル補正、自動レベル補正、トーンカーブ、カラーバランス、
明るさ・コントラスト、ガンマ補正、色相・明度・彩度、彩度を下げる、
色の置き換え、RGBチャンネル交換、階調の反転、明度の反転、イコラ
イズ、メディアカット法、ポスタリゼーション、二値化などです。
レベル補正では、ヒストグラムが出てきます。これを見ながら出力レベ
ルのバーを調節します。トーンカーブでは、直線のグラフが出てきます。
線の途中をマウスで掴んで動かしますと、自由な曲線に変えてやること
が出来ます。この曲線に応じて、写真の明るさがいろいろ変化します。
カラーバランスでは、3つの色に対応するバーが出ますから、赤っぽく
したり等色の具合を変更できます。ポスタリゼーションというのは、写
真の階調を減らしていきます。階調というバーを左に移動しますと数値
が32から2まで変化します。数値が小さくなると、ポスターの絵のように
なります。
複製というのは、同じ写真をもう一枚作ります。Sharakuはマルチウィン
ドウですから、何枚もの写真を重ねてスクリーン上に表示することが出
来ます。
次の機能はレイヤーです。これは、何枚もの画像を重ね合わせて一枚の
画像を作るのに使われる方法のようです。メニューのレイヤーのプルダ
ウンメニューでも出来ますが、右下の方にレイヤーのための小さいウィ
ンドウが用意されています。レイヤーの複製ボタンを押すと、同じ写真
がもう一枚作られます。レイヤー0と、レイヤー1が出来ました。
新規レイヤーというのは、白紙の画面が出ます。レイヤー2です。この上
にペンなどで文字とか線とかを書いて見ます。この状態でバーの下に三
角印があり、右側に100と書かれていますが、三角印を左側に持っていく
と、この数値が小さくなります。それと共に、先ほどまで出ていた写真
が浮かび上がってきます。この数値は、透明度を表していたわけです。
白紙に文字を書いたレイヤーが次第に透明になって、その下に隠れてい
た写真が覗けるようになってきたわけです。
レイヤーウィンドウにこれらのレイヤー0~2の画像がサムネイル表示され
ていますが、隣に目を開いたマークがあります。これをクリックすると、
目が閉じた絵になります。目を閉じさせると、そのレイヤーを合成しな
くなるようです。
今までは、合成方法を通常合成というものでやってきましたが、いろい
ろな合成法を試すことが出来ます。乗算、スクリーン、オーバーレイな
どと名前が付いています。
先ほどの白紙は実は読み込んである写真の上に白を塗りつぶしてあるよ
うです。ツールウィンドウからペンではなく黒い丸に棒のついたマーク
を選んで画面上を移動させますと、その部分に画像が出てきます。表面
の白地が剥ぎ取られて、下の画像が出てきたということでしょうか。こ
うして、写真の一部だけが見えるようにすることが出来ます。
いろいろなレイヤーの処理を楽しんでください。
3. 画像処理フィルタのためのソフト
画像処理フィルタソフトは、次のURLにまとめてあります。
http://hulatt.hp.infoseek.co.jp/Processing.html
Nfilter(25), ImageFilter(28), ImageNos(44), PutiEffect(55), TVG(70),
Emiru(83), FilterGear(120), FunFunFilter(132), ImageEnhance(142)
といったフィルターソフトをこれまでにご紹介してきました。いずれも
力作ばかりです。Nfilterのようにノイズをなくすということに集中したソ
フトもありますが、いろいろなフィルターをこれでもかこれでもかと沢山
詰め込んだソフトもあります。どのソフトにも付いている処理もありますが、
それでも、自動的に一番よさそうな条件を選ぶという場合もありますし、
いろいろ調節して選ぶことができるようになっている場合もあります。
画像処理は、同じ処理でも写真によってこれだと思うような処理が出来る
場合と、全然効果なしとか、かえって変になったとかいろいろです。そして、
同じ名前の処理でも、ソフトによって違ったりもします。いろいろ試して、
気に入ったものに出合ったら、それをいつも使うソフトにしてください。
4. 終わりに
今日は、画像処理フィルタと、レイヤーのソフトをご紹介しました。
来週は、画像加工フィルタのご紹介です。
では、来週をお楽しみに。
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